バナーナの仕組みは、極めてシンプルです。IPアドレスと割り当てられた地域の対応データベースを用意しました。情報発信者側は、このデータベースに問い合わせる簡単なプログラムを埋め込むだけです。インターネットの利用者側には特別なプログラムや設定を行う必要はありません。
実際の動作の流れは、下の図のようになります。
※図をご覧いただくには、Flash Playerが必要です。
ユーザーは、契約しているISPの、最寄のアクセスポイントにダイヤルアップし、IPアドレスを付与されます(このISPのIPアドレスがデータベースに登録されている必要があります)。 バナーナを実装したWebページにアクセスします。
Webページに埋め込まれた振り分けプログラムが、ユーザーのIPアドレスを持って、データベースに地域IDを問い合わせます。 データベースは、問い合わせのIPアドレスを検索し、登録されている地域IDをWebページに返します。
Webページは、データベースから返ってきた地域IDに対応する画面を、Webサーバに要求します。 要求を受け取ったWebサーバは、地域IDに対応する画面を表示します。